換気口や軒下にコウモリが出入りしている。ベランダや玄関まわりに黒いフンが落ちている。夜になると天井裏や壁の中でカサカサ音がする。
そんなとき、「コウモリ駆除は自分でできる?」「100均グッズやスプレーで対策できる?」「市役所に相談すればいい?」と迷いますよね。
結論からいうと、コウモリ対策を自分だけで完結させるのは、基本的におすすめできません。
自分でできるのは、見える範囲の確認、写真記録、子どもやペットを近づけない安全確保、手が届く範囲の軽いフン掃除の補助までです。
コウモリは鳥獣保護管理法の対象となる野生動物です。自己判断で捕獲・殺傷するのではなく、必要な場合は自治体の扱いを確認しましょう。
また、100均グッズ・スプレー・超音波などは補助的に考えるもので、住みつきや再侵入を根本的に解決する決め手とは考えないほうが安全です。

この記事では、コウモリ駆除は自分でできるのかを、法律・衛生面・市販グッズ・市役所相談・補助金の考え方まで、読者が落ち着いて判断できるように解説します。
✔ この記事でわかること
- コウモリ対策を自分で行う前に知っておきたい法律と注意点
- 100均グッズ・スプレー・超音波など市販対策の限界
- フン掃除や侵入口確認で自分でできる範囲
- 市役所・管理会社・専門業者へ相談すべきケース
- コウモリ駆除は自分でできる?
- コウモリ対策で注意したい法律のこと
- まず自分で確認できること
- コウモリが1匹だけでも複数いる可能性がある
- コウモリとネズミ・ハクビシン・鳥との見分け
- フン掃除を自分でする前に知っておきたいこと
- 家の中にコウモリが入ってきた場合の初動
- コウモリ対策に100均グッズは使える?
- コウモリ撃退グッズや超音波は補助的に考える
- コウモリ駆除スプレーを使う前に注意したいこと
- コウモリを寄せ付けない方法はある?
- 軒下のコウモリ対策で注意すること
- コウモリ駆除は市役所に相談できる?
- 賃貸住宅では管理会社・大家へ先に相談する
- コウモリ駆除に補助金はある?
- やってはいけないこと
- 放置するとどうなる?
- 専門業者に相談すべきケース
- 相談前にメモしておくとよいこと
- よくある質問
- まとめ:コウモリ駆除は自分で無理に進めず、確認・記録・相談で安全に判断しよう
コウモリ駆除は自分でできる?
コウモリ駆除という言葉で検索されることは多いですが、家庭で実際に考えるべきなのは、コウモリを捕まえたり傷つけたりすることではありません。
現実的には、次のような流れで考えることになります。
- コウモリがいるか確認する
- フンや出入り口を記録する
- 子どもやペットを近づけない
- コウモリがいないタイミングで追い出しや封鎖を検討する
- フン清掃や消毒を行う
- 再侵入しにくい状態にする
このうち、自分で無理なくできるのは「確認・記録・安全確保・軽い清掃補助」までです。
追い出し、封鎖、天井裏や換気口内の清掃、再侵入防止工事は、状況判断を誤ると閉じ込めや悪臭、再発につながる可能性があります。
| 内容 | 自分でできる? | 注意点 |
|---|---|---|
| フンの場所を確認する | 見える範囲なら可能 | 素手で触らず、掃除前に写真を撮る |
| 出入り口を探す | 見える範囲なら可能 | 屋根や高所には登らない |
| 家の中に入ったコウモリを外へ出す | 静かに誘導する範囲 | 追い回さず、窓を開けて外へ出られる状態を作る |
| コウモリを捕まえる | 避ける | 鳥獣保護管理法や自治体の扱いを確認する必要がある |
| 侵入口をふさぐ | 慎重に判断 | 中にいる状態でふさぐと閉じ込める可能性がある |
| 天井裏や換気口内の清掃 | 無理にしない | フンの飛散・高所・狭所作業のリスクがある |
| 再侵入防止工事 | 専門業者向き | 侵入口の特定と封鎖タイミングが重要 |
この記事では、捕獲や駆除の具体手順、薬剤の使い方、封鎖工事の細かな方法までは深掘りしません。
まずは「自分でやってよい確認」と「やらないほうがよい作業」を切り分けましょう。
コウモリ対策で注意したい法律のこと

コウモリは哺乳類に属する野生動物で、鳥獣保護管理法の対象です。
そのため、自己判断で捕獲したり、殺傷したりする対応は避けてください。
家庭で「コウモリ駆除」と呼ばれる対応も、実際には次のような非致死的な対策を組み合わせて考えることが多いです。
- コウモリがいる場所を確認する
- 出入り口を特定する
- コウモリが外へ出たあと、再侵入を防ぐ
- フンや汚れを清掃する
- 必要に応じて消毒や衛生対応を行う
ただし、追い出しや封鎖にもタイミングがあります。
中にコウモリがいる状態で出口をふさぐと、閉じ込めてしまう可能性があります。閉じ込めると、死骸や悪臭、害虫発生につながることがあります。

法律の扱いは地域や状況によって確認が必要な場合があります。不安な場合は、市役所など自治体の環境担当窓口に相談しましょう。
まず自分で確認できること
コウモリ対策で自分でできるのは、基本的に「確認」「記録」「安全確保」です。
フンを見つけたからといって、すぐに天井裏に入ったり、換気口を分解したりする必要はありません。
見える範囲で確認すること
- フンが落ちている場所
- フンの量が増えているか
- 夕方や明け方に出入りしている場所
- 換気口や軒下のすき間
- エアコン配管まわりのすき間
- 雨戸の戸袋やシャッター周辺
- 外壁や窓枠の汚れ
- カサカサ音がする時間帯
写真記録のコツ
- フンは掃除前に撮る
- フンの大きさがわかるように硬貨や定規を近くに置く
- 出入り口らしき場所は遠景と近景を撮る
- 外壁の汚れは位置がわかるように撮る
- 音がする時間帯と場所をメモする
- 夕方や明け方の出入りを見た場合は日時を記録する
写真やメモがあると、市役所、管理会社、専門業者へ相談するときに状況を伝えやすくなります。
「コウモリかどうかわからない」という段階でも、記録は原因の切り分けに役立ちます。
コウモリが1匹だけでも複数いる可能性がある
家の中や軒下でコウモリを1匹見ただけでも、必ずしもその1匹だけとは限りません。
換気口、屋根裏、雨戸の戸袋、外壁のすき間などの奥に、複数のコウモリがいる可能性があります。
次のような場合は、見えている個体だけで判断しないほうがよいでしょう。
- 同じ場所にフンが何度も落ちる
- 夕方になると複数の影が飛び出す
- 明け方に同じ場所へ戻ってくる
- 換気口や軒下の下にフンがまとまっている
- カサカサ音が何日も続く
数の判断は一般の方には難しいことがあります。
フンの量、出入りの回数、音の場所を記録し、不安な場合は専門業者へ相談しましょう。
コウモリとネズミ・ハクビシン・鳥との見分け

天井裏や外壁まわりで音やフンを見つけても、すぐにコウモリと決めつける必要はありません。
ネズミ、ハクビシン、鳥などの可能性もあります。
| 考えられる原因 | 見られやすいサイン | 確認ポイント |
|---|---|---|
| コウモリ | 夕方・明け方の出入り、出入り口下にまとまる崩れやすいフン | 換気口、軒下、外壁下、雨戸の戸袋周辺を見る |
| ネズミ | 夜間の足音、食品被害、かじり跡、壁際のフン | キッチン、食品棚、壁際、家具裏を見る |
| ハクビシンなどの害獣 | 天井裏の大きめの足音、強い臭い、まとまったフン | 天井裏に無理に入らず、音や臭いを記録する |
| 鳥 | 昼間の鳴き声、羽、巣材、軒下や戸袋への出入り | 昼間の出入りや巣材の有無を見る |
見分けが難しい場合は、フンや出入り口の写真、音がする時間帯、場所をメモして相談しましょう。
フン掃除を自分でする前に知っておきたいこと

コウモリのフンは、黒っぽく細長い粒で、乾燥すると崩れやすいことがあります。
換気口、軒下、外壁下、ベランダ、玄関ポーチなど、出入り口の下にまとまって落ちることがあります。
フンを見つけたら、まず素手で触らないでください。
手が届く範囲に少量だけ落ちている場合は、使い捨て手袋、厚手手袋、マスク、ゴーグル、使い捨てペーパー、ごみ袋などを使って、フンが舞わないように静かに回収する方法もあります。
ただし、次のような場合は無理に掃除しないほうが安心です。
- フンが大量にある
- 乾燥して粉っぽくなっている
- 天井裏や換気口内にたまっている
- 高所にある
- エアコン内部や室外機周辺にある
- においが強い
- 子どもやペットが触れそうな場所にある
- 死骸のようなものがある
乾燥したフンをいきなり掃除機で吸うと、細かい粉じんが舞う可能性があります。
大量のフンやにおいがある場合は、害獣対応の専門業者や清掃・衛生対応の業者に相談しましょう。
家の中にコウモリが入ってきた場合の初動

家の中にコウモリが入ってきた場合は、慌てて追い回さないことが大切です。
まずは子どもやペットを別の部屋へ移動させましょう。
そのうえで、次のように対応します。
- コウモリを追い回さない
- 素手で触らない
- 部屋のドアを閉め、他の部屋へ移動しないようにする
- 窓を開けて、外へ出られる方向を作る
- カーテンを開けるなど、外へ向かいやすい状態にする
- 室内の照明を落とし、静かに様子を見る
コウモリが自分で外へ出ていくこともあります。
ケガをしている、動かない、触れそうな場所にいる場合でも、素手で触らないでください。
出ていかない、見つからない、不安が強い場合は、自治体や専門業者に相談しましょう。
コウモリ対策に100均グッズは使える?
「コウモリ対策 100均」と検索する方もいます。
100均で買えるものが役立つ場面はありますが、コウモリ対策を自分だけで完結させる道具として考えるのは避けたほうがよいです。
使えるとすれば、確認・記録・軽い清掃補助の範囲です。
| グッズ | 使える場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 使い捨て手袋 | フンや汚れを直接触らないため | 使用後は袋に入れて処分する |
| 厚手手袋 | 汚れた場所を扱うときの補助 | コウモリ本体には触らない |
| マスク・ゴーグル | 軽い清掃時の粉じん対策の補助 | 大量のフン掃除には不十分な場合がある |
| 懐中電灯 | 換気口や軒下を見える範囲で確認する | 高所や狭所へ無理に入らない |
| ごみ袋・ペーパー類 | 少量のフンを静かに回収する補助 | 乾燥したフンを舞わせない |
一方で、ネットや金網、テープなどを使って自己判断で侵入口をふさぐのは注意が必要です。
中にコウモリが残っている状態でふさぐと、閉じ込めてしまう可能性があります。封鎖はタイミングが重要です。
コウモリ撃退グッズや超音波は補助的に考える
「コウモリ撃退グッズ」「コウモリ撃退 超音波 おすすめ」と検索する方も多いです。
市販の撃退グッズや超音波機器は、置くだけで完全に解決すると考えないほうがよいです。
効果の感じ方は、設置場所、建物の構造、コウモリの出入り状況、侵入口の有無によって変わります。
特に、すでに屋根裏や換気口内に住みついている場合は、グッズだけで再侵入を防ぐのは難しいことがあります。
100均グッズ・スプレー・超音波は、あくまで補助的な選択肢です。住みつきや再侵入を根本的に解決する決め手とは考えないようにしましょう。
撃退グッズを検討する前に、まず次の点を確認してください。
- 本当にコウモリの可能性があるか
- どこから出入りしているか
- フンがどこに落ちているか
- 中にコウモリが残っていないか
- 子どもやペットへの影響がないか
- 賃貸や集合住宅で勝手に設置してよい場所か
この記事では、特定の撃退グッズや超音波機器のランキング・おすすめ商品紹介は行いません。
すでにフンや出入りが続いている場合は、グッズ選びよりも、侵入口の確認と専門業者への相談を優先したほうが安心です。
コウモリ駆除スプレーを使う前に注意したいこと
「コウモリ駆除 スプレー」と調べる方もいます。
市販の忌避スプレーや薬剤を使う前に、まず注意したいのは、家の中、屋根裏、換気口内で自己判断で使わないことです。
理由は次の通りです。
- コウモリが中に残ったまま別の場所へ移動する可能性がある
- 家族やペットが薬剤を吸い込む可能性がある
- 換気不足の場所ではにおいや成分が残ることがある
- 火気や電気設備の近くでは注意が必要
- 出入り口の特定がかえって難しくなることがある
スプレーを使えば簡単に解決する、というものではありません。
特に、天井裏、換気口、エアコンまわり、屋根のすき間などにいる可能性がある場合は、自己判断で薬剤を使わず、専門業者や自治体に相談しましょう。
コウモリを寄せ付けない方法はある?
コウモリを寄せ付けないためには、コウモリが入りやすいすき間や休みやすい場所を減らすことが大切です。
ただし、すでに中にいる状態で侵入口をふさぐのは避けてください。
見える範囲でできる予防的な確認としては、次のようなものがあります。
- 換気口や通気口の破損を確認する
- エアコン配管まわりのすき間を確認する
- 雨戸の戸袋やシャッターまわりのフンを確認する
- 軒下や外壁のひび、穴を確認する
- 家の周囲に虫が集まりやすい照明がないか見る
- フンが落ちている場所を記録する
封鎖や補修は、コウモリが中にいないことを確認したうえで行う必要があります。
網目サイズや封鎖材、施工方法の詳細は、この記事では深掘りしません。タイミングを誤ると閉じ込めや悪臭の原因になることがあるため、不安な場合は専門業者に確認してもらいましょう。
軒下のコウモリ対策で注意すること
「コウモリ対策 軒下」と検索する方は、フンや出入りをすでに見ているかもしれません。
軒下はコウモリが休みやすく、フンが下に落ちやすい場所です。
まずは次の点を確認しましょう。
- 軒下の真下にフンが落ちているか
- 夕方に飛び出す様子があるか
- 明け方に戻ってくる気配があるか
- 軒天や外壁にすき間があるか
- 雨どいや屋根まわりに出入りしていないか
軒下の確認で脚立を使ったり、屋根に登ったりするのは危険です。
高所作業は転落リスクがあります。見える範囲で写真を撮り、必要に応じて専門業者に相談しましょう。
コウモリ駆除は市役所に相談できる?
「コウモリ駆除 市役所」と検索する方も多いです。
市役所や自治体が、個人宅のコウモリ対策を直接行うとは限りません。
ただし、自治体によっては、次のような案内を受けられる場合があります。
- 野生動物に関する相談窓口
- 捕獲や法令に関する案内
- 対応できる業者の案内
- 保健所や環境担当窓口の案内
- 死骸やフンの扱いに関する相談
市役所に相談するときは、「コウモリを捕まえてほしい」と伝えるよりも、状況を整理して相談するほうがスムーズです。
市役所に相談する前に撮るとよい写真
- フンが落ちている場所の写真
- フンの量や範囲がわかる写真
- 換気口や軒下など出入り口らしき場所
- 外壁や窓枠の汚れ
- 家全体と問題箇所の位置関係がわかる写真
- 夕方や明け方の出入りがわかる動画
写真に加えて、いつから気配があるか、何時ごろ出入りするか、家の中に入ったことがあるかもメモしておきましょう。
賃貸住宅では管理会社・大家へ先に相談する
賃貸住宅や集合住宅でコウモリの気配がある場合は、自己判断で換気口や外壁まわりをふさがないでください。
外壁、換気口、屋根、ベランダ、共用部が関係している場合、個人だけで対応しにくいことがあります。
賃貸の場合は、まず管理会社や大家へ相談しましょう。
分譲マンションの場合は、管理組合に相談するのが自然です。
勝手に封鎖や薬剤使用をすると、建物設備や原状回復の問題につながることがあります。
コウモリ駆除に補助金はある?
「コウモリ駆除 補助金」と調べる方もいます。
補助金や支援の有無は自治体ごとに異なります。
ただし、多くの自治体で必ずコウモリ対策の補助金が用意されているわけではありません。個人宅のコウモリ対策は自己負担になるケースもあります。
それでも、自治体によっては、相談窓口、業者案内、住環境や衛生面の相談ができる場合があります。
補助金や支援制度が気になる場合は、次のような言葉で自治体公式サイトを確認してみましょう。
- 「自治体名 コウモリ 駆除」
- 「自治体名 野生動物 相談」
- 「自治体名 害獣 相談」
- 「自治体名 住居衛生 相談」
- 「自治体名 補助金 コウモリ」
補助金がない場合でも、相談先や注意点を教えてもらえることがあります。
やってはいけないこと

コウモリ対策を自分で考えるときは、やらないほうがよい対応を知っておくことが大切です。
コウモリを捕まえたり傷つけたりしない
コウモリは鳥獣保護管理法の対象となる野生動物です。
捕獲や殺傷には法令や自治体ルールが関わる場合があります。自己判断で捕まえたり、傷つけたりしないでください。
中にいる状態で侵入口をふさがない
換気口や軒下のすき間を見つけても、すぐにふさがないでください。
中にコウモリがいる状態でふさぐと、閉じ込めてしまう可能性があります。
閉じ込めると、死骸、悪臭、害虫発生、壁内や天井裏の汚れにつながることがあります。
フンや死骸を素手で触らない
フン、死骸、弱ったコウモリを見つけても、素手で触らないでください。
子どもやペットを近づけず、必要に応じて自治体や専門業者に相談しましょう。
天井裏や高所に無理に入らない
天井裏や屋根、2階の軒下、換気口まわりを確認するために、脚立や屋根に登るのは危険です。
転落や設備破損のリスクがあります。高所や狭所は専門業者に任せましょう。
家の中や換気口内で薬剤や煙を自己判断で使わない
忌避剤、スプレー、煙、強い薬剤を、家の中や換気口内で自己判断で使うのは注意が必要です。
家族やペットへの影響、換気不足、火気、建材への影響、閉じ込めリスクが関わることがあります。
放置するとどうなる?
コウモリが家に住みついている場合、放置するとフン尿やにおい、汚れが続く可能性があります。
すぐに大きな被害になると決めつける必要はありませんが、同じ場所にフンが増える、出入りが続く、においが強くなる場合は注意が必要です。
- フンがたまり、掃除が大変になる
- 外壁や窓枠に汚れが残る
- フン尿由来のシミやにおいが気になる
- 乾燥したフンが舞う可能性がある
- ダニやノミなどが気になることがある
- 死骸が残ると悪臭につながる可能性がある
- 侵入口をふさがないと再び出入りする可能性がある
コウモリは蚊やガなどの虫を食べる一面もあります。
ただし、住宅に住みついてフン尿被害が出ている場合は、生活環境への影響を考えて対応を検討しましょう。
専門業者に相談すべきケース

次のような場合は、無理に自分で対処せず、コウモリ対応の専門業者へ相談しましょう。
- 同じ場所にフンが何度も落ちる
- 換気口や屋根まわりから出入りしている
- 家の中にコウモリが入ってきた
- 家の中でコウモリが見つからない
- フン尿のにおいが強い
- 高所や屋根裏に住みついている可能性がある
- 出入り口がわからない
- エアコンや換気口の中にいる可能性がある
- 子どもやペットがいて衛生面が不安
- 自分で封鎖してよいタイミングがわからない
- 市役所や管理会社に相談しても対応範囲がわからない
相談するときは、写真やメモがあると状況を伝えやすくなります。
業者に相談する場合は、次の点を確認しておくと安心です。
- 現地調査の範囲
- コウモリが中にいないかの確認方法
- 追い出しと封鎖のタイミング
- フン清掃や消毒の有無
- 再侵入防止の内容
- 見積もりに含まれる作業
- 追加費用が発生する条件
- 保証や再発時の対応
この記事では業者ランキングや詳細な費用相場までは扱いません。
ただし、出入りやフンが続く場合は、早めに現地確認を受けることで、被害範囲を把握しやすくなります。
相談前にメモしておくとよいこと
市役所、管理会社、専門業者へ相談する前に、次の内容を整理しておきましょう。
- いつから気配があるか
- フンが落ちている場所
- 音がする時間帯
- 夕方や明け方に出入りしているか
- 外壁や窓枠の汚れがあるか
- 家の中に入ってきたか
- 出入り口らしき場所があるか
- 写真や動画があるか
- 賃貸か持ち家か
- 子どもやペットがいるか
- 自分で何か対策をしたか
「コウモリかどうかわからない」という段階でも、記録があると相談しやすくなります。
よくある質問
コウモリ駆除は自分でできますか?
自分でできるのは、見える範囲の確認、写真記録、子どもやペットを近づけない安全確保、手が届く範囲の軽い清掃補助までです。捕獲、殺傷、天井裏作業、高所作業、本格的な封鎖は無理に行わないでください。
コウモリは鳥獣保護管理法の対象ですか?
コウモリは哺乳類に属する野生動物で、鳥獣保護管理法の対象です。自己判断で捕獲・殺傷するのではなく、対応が必要な場合は自治体や専門業者に相談しましょう。
コウモリ対策に100均グッズは使えますか?
使い捨て手袋、マスク、ゴーグル、懐中電灯、ごみ袋などは、確認や軽い清掃補助に使える場合があります。ただし、100均グッズで追い出しや再侵入防止まで完結できると考えるのは避けましょう。
コウモリを寄せ付けない方法はありますか?
侵入口になりそうなすき間を確認し、フンが落ちる場所を記録することが第一歩です。ただし、中にコウモリがいる状態でふさぐと閉じ込める可能性があります。封鎖や補修はタイミングが重要です。
コウモリ駆除スプレーは使ってもいいですか?
家の中、屋根裏、換気口内で自己判断で使うのは注意が必要です。家族やペットへの影響、換気不足、火気、閉じ込めリスクが関わることがあります。不安な場合は専門業者や自治体に相談しましょう。
コウモリ撃退の超音波はおすすめですか?
超音波機器は、設置場所や建物の構造、コウモリの出入り状況によって効果の感じ方が変わります。置くだけで完全に解決すると考えず、フンや出入り口の確認を優先しましょう。
コウモリ駆除は市役所に頼めますか?
自治体が個人宅の対策を直接行うとは限りません。ただし、相談窓口、法令の案内、業者案内、保健所や環境担当窓口の紹介を受けられる場合があります。まずは自治体公式サイトや窓口を確認しましょう。
コウモリ駆除に補助金はありますか?
補助金や支援の有無は自治体によって異なります。すべての自治体で用意されているわけではありません。気になる場合は、「自治体名 コウモリ 駆除」「自治体名 野生動物 相談」「自治体名 補助金 コウモリ」などで公式情報を確認しましょう。
軒下のコウモリ対策は自分でできますか?
軒下のフンや出入りの確認は、見える範囲ならできます。ただし、脚立や屋根に登って確認したり、出入り口を自己判断でふさいだりするのは避けましょう。高所は専門業者に相談してください。
コウモリのフン掃除は自分でできますか?
手が届く範囲に少量だけ落ちている場合は、手袋やマスクなどを使って静かに回収できる場合があります。ただし、大量のフン、乾燥して粉っぽいフン、高所や天井裏のフン、においが強い場合は無理に掃除せず相談しましょう。
コウモリを自分で捕まえて外に逃がしてもいいですか?
自己判断で捕まえるのは避けてください。コウモリは野生動物で、捕獲や殺傷には法令や自治体のルールが関わる場合があります。家の中に入った場合は、窓を開けて静かに外へ出られる状態を作り、難しい場合は相談しましょう。
コウモリは1匹だけでも対策が必要ですか?
1匹だけ見えた場合でも、換気口や屋根裏の奥に複数いる可能性があります。フンの量、出入りの回数、音がする場所を確認し、同じ場所で気配が続く場合は相談を検討しましょう。
コウモリとネズミ・ハクビシンの違いは何ですか?
コウモリは夕方や明け方の出入り、出入り口下にまとまる崩れやすいフンが手がかりになります。ネズミは食品被害やかじり跡、ハクビシンは大きめの足音や強い臭いが手がかりになることがあります。見分けが難しい場合は写真や音の記録を残しましょう。
賃貸でコウモリが出たら誰に相談すればいいですか?
賃貸住宅では、まず管理会社や大家に相談しましょう。換気口、外壁、屋根、共用部が関係している場合、個人だけで対応しにくいことがあります。分譲マンションでは管理組合への相談も必要です。
まとめ:コウモリ駆除は自分で無理に進めず、確認・記録・相談で安全に判断しよう
コウモリ駆除は自分で完全に行うよりも、まず法律・衛生面・閉じ込めリスクを理解し、見える範囲で確認することが大切です。コウモリを捕まえたり、殺傷したり、自己判断で出入り口をふさいだりする対応は避けましょう。
- コウモリは鳥獣保護管理法の対象となる野生動物
- 自分でできるのは、確認・記録・安全確保・軽い清掃補助まで
- フンや死骸のようなものは素手で触らない
- 100均グッズは確認や軽い清掃補助には使えるが、対策の決め手とは考えない
- スプレーや煙、強い薬剤を家の中や換気口内で自己判断で使わない
- 超音波などの撃退グッズは、置くだけで完全解決すると考えない
- 中にいる状態で侵入口をふさがない
- 天井裏や高所には無理に入らない
- 市役所では相談や案内を受けられる場合がある
- 補助金の有無は自治体ごとに確認する
- 賃貸住宅では管理会社や大家へ先に相談する
- フンや出入りが続く場合は専門業者へ相談する
まずは、フンの場所、音がする時間帯、出入りしている場所を見える範囲で記録しましょう。写真やメモがあると、市役所、管理会社、専門業者へ相談するときに状況を伝えやすくなります。

コウモリ対策は、焦って自分で追い出すよりも、閉じ込めず、安全に、再侵入を防ぐ流れが大切です。少しでも不安がある場合は、無理をせず自治体や専門業者へ相談してください。
参考情報


